ウッドチップ

ウッドチップが敷かれている遊歩道を歩くとふかふかしていてなんだかとても気持ちよくなりました。遊歩道のウッドチップは雑木林の中だったので、自然のものなのか、人が敷いたものなのかよくわからないほどまわりに溶け込んでいました。最近は、家を新築する時に自分らしい家の設計のひとつとして、周辺の環境などにあわせて天然素材のウッドチップを取り入れたいと考える人も増えています。実は色々な所で、活躍しているウッドチップとはどんなものなのでしょうか。

ウッドチップとは

ウッドチップとは、一言でいうと「木屑(きくず)」のことのです。この、ウッドチップは木材などを加工した時にできる木屑や、古くなった木や材木、剪定された樹木の枝などを細かく砕いたもので、広く意味では、おがくず等も含まれるようです。細かく砕かれてできたウッドチップは、天然の木からできていますので、土の上で使用すればある程度の期間すると、自然に土に戻ります。こういった木をリサイクルしたウッドチップは、家畜や動物の飼育、競馬や乗馬の馬場に使われていました。現在でも、競馬のコースや、パドックにウッドチップがよく使われているのですが、皆さんお気づきでしょうか? ウッドチップは、そのまま家のテラスや庭、遊歩道などにも使われていますが、ウッドチップをベースに加工し、舗装することでそのままのウッドチップを敷くより便利に使う方法も開発されているのです。競馬のパドックに使われているウッドチップは、そういった、ウッドチップを加工し舗装してあるウッドチップなので、なかなか一般の人には気づかれづらいようです。最近では、一般家庭でのガーデニングなどに使われることがあります。

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ウッドチップの特徴

天然素材からできているウッドチップには、様々な特徴があります。ウッドチップには、木材を簡単に砕いただけの大きさが粗いウッドチップと、そこからさらに細かく砕いた細粒のウッドチップがあります。

ウッドチップ・一次粉砕状態(粗いチップ)

粗い状態のウッドチップは、枝や葉、木の実などの形が残っているものもある状態です。みためには、山や、雑木林の中に落ちている木の枝や葉のような感じです。大きさが大きいため、がさがさとした感じなのでこのままでは通常歩きにくく感じます。またそのままではなかなか発酵・分解が行われないため細かいチップより土に返るのは遅いようです。そのため、こういった粗い状態のウッドチップは土壌改良剤として、堆肥の発酵の補助材などに使われることがあります。また、動物園などでは、わざとこういった粗いチップを動物の運動場などに利用して、できるだけ自然に近い状態で生活できるように工夫しているところもあります。

ウッドチップ・二次粉砕状態(細かいチップ)

細粒のウッドチップは、粗い状態のウッドチップをさらに細かく砕いていますので、枝や葉、木の実の原型はほぼ完全に見ることができない状態になっています。ウッドチップを加工して舗装するときには、この細粒の状態なったものを圧縮し加工していきます。また、この細粒のウッドチップをそのままの状態で、地面の上に敷くと細かい木がいくつも重なった状態になりますので、間に空気が入り発酵します。チップが細かいため発酵しやすく、そのままで使用しているとき、木のいい香りが楽しめるのが特徴です。また、ウッドチップを家庭の庭や、樹木の下に敷き詰めておくと地面に直接日があたらないので、雑草が生えにくくなります。また、ウッドチップの間からはいてきた雑草は簡単に抜くことができるため除草の手間がはぶけ、そのままにしておいても土に肥料としての養分と空気が入り込みやすくなりますので、ガーデニングなどで利用するウッドチップに人気が集まっています。

ウッドチップの使い方

ウッドチップは、通販(通信販売)やホームセンター、園芸店、市などのリサイクル施設でも取り扱っているところがあります。自分で購入してそのままの状態で簡単に使うこともできます。使われている木材の種類によって、販売されている価格も安いものから高いものまで色々あり、種類によって分解される速度が若干違ってくると思います。

ウッドチップを自分で使うときのポイント

ウッドチップをそのまま自宅で使いたいと思ったら、使いたい場所を選ぶところから注意が必要です。マンションなどのベランダでもウッドチップを敷いて自然なインテリアとして利用できますが、細かいチップは軽いのでベランダの隙間から外へ出ないように網や策などでウッドチップが外へ出て行かないような工夫が必要です。また、ウッドチップは湿った場所が苦手です。風通しのよい場所で簡単に乾きますが、湿った場所では苔やカビが生えやすくなります。日が当たりにくい場所でも、風通しがよければさほど問題はないと思いますので、風の通りにくい狭い場所では使用しないほうがいいようです。ウッドチップは凍結したり、霜に当たると痛みやすく崩れやすくなってしまいます。痛んでしまったウッドチップを踏んでしまうと、簡単に崩れ土と混ざってしまいます。ですからウッドチップをテラスや庭など、人が多く歩く場所に使用する際は、大き目の石や丸太な度を使い、飛び石をおいておくとウッドチップが痛みにくく、見た目にも大変綺麗に利用することができます。

ウッドチップを業者に頼む方法

新築やリフォームなどのときには、設計の段階でウッドチップを使いたいということを建築会社やリフォーム業者に相談すると、ウッドチップを加工して利用することもできます。加工して舗装されたウッドチップはそのままの状態由も長くもちますし、歩きごこちも柔らかく段差がないため、足腰に負担をかけません。自分で、ウッドチップを舗装することはちょっと難しいですが新築やリフォームの時なら、自分だけの家作りとしてウッドチップを利用するのもいいのではないでしょうか。

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