幻の昆虫たがめの特集です。

たがめ

たがめと言う虫を知っているでしょうか?昔は、教科書などにも身近にいる生き物として掲載されていましたが、たがめも現在ではまったく身近ではなくなっています。どれほどたがめが身近ではなくなったかというと、飼育は禁止されていないものの、絶滅危惧種にまで指定されるほど、たがめの数は減少傾向にあります。では、そんな貴重なタガメの飼育方法についてご紹介します。


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たがめの飼育法

たがめとは、日本に生息する水生昆虫の中でも最大の大きさを誇る水生昆虫です。その上、食性は植物質ではなく、動物性の食べ物を食べて生きる肉食性の虫でもあり、中々獰猛なイメージの強い昆虫です。しかし、以外にも生活環境に対してはデリケートな体質をしており、現在の自然環境下では逆にたがめの飼育は難しいとされており、繁殖が難しいとされています。しかし、人間が飼育環境を管理しきれる飼育環境下であれば、意外と飼育は容易とされています。では、そんな個体数も減り、幻の昆虫と言われているタガメの飼育方法についてご紹介します。


たがめを飼うためには

たがめの入手方法は、簡単な方法であればペットショップなどで販売されているたがめを購入するのがもっとも手軽にたがめを入手する方法ですが、日本全域に生息しているとたがめはいわれているので、野生のタガメを水田などから採集してくるのが最も手軽なのですが、たがめが生息している場所は局部的で限られており、その場所を見つける作業も中々大変ですが、そういった作業が苦にならず、楽しいと思える方であれば、楽しんでタガメ採集ができるでしょう。


幻の昆虫たがめの採集のルール

しかし、タガメを必要以上に大量に採集するのは、やめてください。ペアで飼育するにしても、オスメスのたがめが一匹ずつで間に合うはずです。ですので、2匹以上たがめは採集しないようにしてください。もし、捕獲したとしても、無理をして飼育しようとは考えずに、自分で飼育する分のタガメだけを持ち帰ってください。局部的に多くのたがめが暮らしいますが、それはあくまで局部的なことであって、近くの地域にもたくさんのたがめが存在するとも限りません。また、あまり捕獲をしすぎると、エリア全体がタガメの住むことのできない状況に陥ることもありますのです、たがめの採集においてはできるだけ2匹以上の個体は採集しないように心がけてください。


たがめの飼育に必要な水槽と道具

たがめ飼育に必要となるケージは熱帯魚や金魚などの観賞用の魚を入れて飼育するガラス張りの水槽で構いません。多少の汚れであれば、すぐに処理できますし、たがめの生態を観察するに当たってもガラスの水槽の方が観察しやすいのでオススメです。ガラスではなく、アクリル板の飼育水槽でもまったく問題ありません。また、鑑賞よりも飼育、繁殖を楽しむのであれば、衣装ケースで飼育するのもお手軽で、使い勝手がいいのでオススメです。また、たがめは室内ではなく、屋外でも飼育することのできる昆虫でもあります。


たがめの水槽に必要な設置物

飼育水槽のレイアウトですが、たがめにとって良い環境を与えてあげるのであれば、底に砂利を引いてあげる必要があります。特別たがめにとっては必要ないものなのですが、砂利によって浄化バクテリアが繁殖し、水質を安定した水にしてくれるので、より良い環境を得るためには必要です。 次に必要となってくるのが、タガメが利用する足場です。これはどんな飼育環境であっても必要です。足場はたがめにとっての休憩場所、脱皮の足場として利用されるので、用意してあげます。これを用意してあげないと、たがめは溺れてしまいます。また余談ですが、脱皮はたがめの成長の中で重要な役割を持っており、失敗すると命を落としかねないので、注意しなければなりません。タガメの足場としてオススメなアイテムは、熱帯魚を飼育する際のアクセサリーとして販売されている流木などです。安価で足場となるものを見つけたい場合は、素焼きの鉢を用意すると良いでしょう。さらに、水槽に設置する場合には、必ず水面から少しでも流木や鉢が突き出るように設置してください。


たがめの繁殖に必要なアイテム

たがめの繁殖を行う時には、足場とは別に用意しておきたいのが、産卵用の杭です。たがめは水の中に産卵はしないので、産卵する場所を用意してあげる必要があります。その場所としては、水面から15cmから20cmほど突き出る長さの直径3cmぐらいの、真っ直ぐで表面のざらざらした棒もしくは杭を用意してあげてください。


成虫になってから必要なアイテム

あまり知られていませんが、タガメは泳ぐだけではなく、飛ぶということを知っていましたか?幼虫時代は羽がないので飛びませんが、成虫になると頻繁には飛ばないものの、飛ぶようになります。ですので、成虫のたがめを飼育する際には、フタの存在が必須になってきます。もちろん、幼虫時代でも、汚れを撒き散らさないようにあった方が便利ですが、なくても構いません。たがめは、成虫になって3日目からすでに飛び始めますので、ご注意ください。また、飼育水槽が蒸れてしまったりすると、水質汚染にも繋がりますので、フタには、金網やたくさん穴の開いたものを使用してください。


たがめの食性とエサ

タガメは肉食性昆虫ですので、動物質のエサしか食べません。なので、用意するエサは生きた小金(金魚すくいの赤い金魚)やマグロ、イカなどの刺身です。刺身はピンセットなどで、たがめの目の前に持っていくと、獰猛に食いついてきます。幼虫の時代にも、肉食なので、メダカや成虫と同じく刺身を与える必要があります。肉食ですので、エサが足りないと、共食いを行う可能性もありますので、共食いをしないようにエサは豊富に与えてください。


繁殖期のたがめには気をつけろ!

また、特に共食いに関して注意するべき期間は、繁殖期です。繁殖期の特にメスは食欲旺盛なために、ペアのオスを食べてしまうことがあります。たがめはカマキリではありませんので、それは正しい生態ではありません。オスは卵が生まれた後、卵が孵るまで卵の世話をするという仕事が残っていますので、絶対に産卵が終わった後は、メスは隔離してください。


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